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Author:Nate
大学では実験系心理学徒→大学院では神経科学を少々→専門学校を経て精神保健福祉士という奇妙な経歴のPSW(+産業カウンセラー).趣味は料理とクルマいじり.髭は濃い.
障害年金:てんかんで申請時、精神科医以外も診断書 2009.07.01
障害年金:てんかんで申請時、精神科医以外も診断書
社会保険庁は障害年金の申請を巡り、てんかんの診断書を作成する医師の要件を緩和する方向で見直すことを決めた。現在は精神科医に限っているが「患者の実態に合わない」との指摘がてんかんの関係団体などから出ていた。
てんかん患者は幼児期に発症して小児科医の診療を長年受けるケースが少なくないが、年金の申請上は精神障害に区分される。社保庁の通知によると、精神障害分野での障害年金の申請には「精神保健指定医または精神科を標ぼうする医師」の診断書が必要。このため、小児科医による診断書はほとんど認められず、脳外科医なども認められないという。
国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターの久保田英幹診療部長は5年前、30代女性の障害年金申請のため、女性が居住する広島県の精神科医を紹介した。女性は2年後、父親の死亡で親族のいる神奈川県に転居。社保事務所に毎年提出する「現況届」に診断書を添えるため、広島の医師に紹介された神奈川の脳外科医を訪ねたが、社保庁の通知を理由に診断書を書いてもらえなかった。女性は受給資格を失い、翌年久保田さんの診断を受けて再認定されたという。久保田さんは「年金の診断書作成を精神科医に限るのは患者の成長や生活実態と乖離(かいり)している」と指摘している。【野倉恵】
毎日新聞 2009年6月29日 東京夕刊
『ケース概念化による 認知行動療法・技法別ガイド』── 問題解決療法から認知療法まで(中野敬子著)の感想文 2009.06.30
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とは言ってもnateは認知行動療法の臨床については全くの門外漢(と言うか、そもそも心理臨床家でもない)なので、そんなに凄いことはもちろん書けませんし、内容をバシッと要約することも出来ません。とんちんかんなことを書くかも知れません。書評やレビューなんて言うのもおこがましい感じなので、あくまでも感想文といった感じで書いてみます。
この本は大きく2つのパートから成っていて、1つめのパートでは(広義の)認知行動療法のあらましと、そこに含まれる技法のうちのいくつかについて理論的根拠と、さらには詳細なインストラクションがあります。2つめのパートでは症例報告の形を取って、前出の各技法をどのように臨床で展開していくかが述べられています。
まず始めに感じたのは、やはりこれは臨床家のための本であるということ。”ある程度認知行動療法の実践を行っているけども、あともう少し理論的にも技術的にもキッチリと一本筋を通したい”というような方には、「なるほど!」と手を打つこと請け合いの一冊なんじゃないでしょうか。自分には実際に治療的な面接をする機会がないだけに、症例報告の部分をよんでも今一つ消化仕切れていない部分が、何とも勿体なく感じました。
バチアタリな消化不良を起こしながらも、読み進めていくうちに素人なりに思ったのは、認知行動療法においてカギとなるもののひとつは、「可視化」ではないかということです。ケース概念化についてもしかり、問題解決療法についてもしかりで、患者さん(治療者も)にしてみれば「そんなこといちいち書き出さなくたっていいじゃんじゃないの?」「言われなくても分かってるってば!」と思ってしまうようなことを、片っ端から書き出す。書き出した上で、その解決方法も思いつくままに書き出す。で、それを整理して、その中から実現可能なものをピックアップして実行する。セラピストは、そのサポートを行う。かなり乱暴ですが、認知行動療法のエッセンスはこんな感じではないでしょうか。
実は最近、仕事にGTD(Getting Things Done)という方法を取り入れたんですが、ここにおいても頭の中にある「やらなければいけないこと」や「気になっていること」、つまり「こいつのせいでどうもスッキリしない」的なことを、片っ端から書き出します。で、やるべき事の優先順位をつけて可視化し、できることから取り組み始める訳です。こうしてみると、やっぱり両者は何だか似ています。さらにさらに、expressive writingなんてのもあるらしいです。
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治療的な面接において大きな柱となるのは、直面化と傾聴ではないかと思うんですが、これって両立がきわめて難しいんじゃないでしょうかね(あくまでも素人考えですが…)。依って立つ理論が何であれ、このあたりのバランス感覚に優れているのが良い精神科医であったり良い心理臨床家であったりするのでしょう。たぶん。ソーシャルワーカーもしかり。
で、上で述べた「片っ端から書き出す」って行為が、職人技とも言える直面化と傾聴の合わせ技の領域に近づくのを、絶妙に支援してくれるんじゃないでしょうか。上手に表現できないのですが、言うなればクライアント役としての自分が頭の中にあるものを片っ端から徹底的に書くことで、セラピスト役としての自分が予断を差し挟まずに傾聴に徹しているのと似たような状況にあるように思われます。それと同時に、目の前に明らかにされた大小・快不快・好悪・優劣etc...が入り交じったものに、半ば自動的に(少なくとも字面通りの)直面化をされるようにも思われます。
と言うわけで、この本を読んでの気づきは「可視化」でした。傾聴だの直面化だのという言葉を安易に使ってしまった上に、何だか全然見当違いなオチのような気がしないでもないですが、ここはひとつ素人の感想文とういことでご容赦下さい。不適切な部分や間違っているところがゴロゴロあると思われますので、お時間のある方は是非ご指摘をお願いします。
最後に、この本に接する機会を与えてくださった遠見書房さんに感謝いたします。
親子癒やし、不登校減 じっくり向き合い悩み聞く 東京 2009.06.25
親子癒やし、不登校減 じっくり向き合い悩み聞く 東京
2009年6月23日
不登校や非行などの問題を家庭環境の面から改善し、子どもや保護者を支援していく専門職、スクールソーシャルワーカー(SSW)を配置して1年になる福生市で不登校が減っている。じっくりと向き合える人間関係を築いて問題の原因を探り、医療や福祉機関とも連携する支援が、親や子どもの孤立感を癒やし、効果を上げているという。
福生市は、病気などを除いて年間30日以上休んだ子どもの割合を示す「出現率」が都内平均の倍だ。07年度は中学校6.31%(都平均3.23%)、小学校0.74%(同0.34%)だった。
それが08年度は中学校5.57%、小学校0.70%と下がった。小中あわせ07年度119人いた不登校の子どもは106人に減った。今年度も約10人は学校へ戻っている。
背景に、昨年7月から市が臨時職員に採用したSSW4人の存在がある。「不登校の子に長く会えていない。親にも連絡がつかない」など学校からの相談171件のうち3月までに64件が改善された。
「家庭の状況や悩みを話すことで心の整理がついた」と外国籍の女子中学生。SSWは子どもにとっては気軽に話ができる相手。保護者には、「専門家の指導」として信頼が得られやすく、緊急の相談にも丁寧に応じて関係を深めている。
SSWの1人は「親と子どもを社会から孤立させないことが肝心だ」と話す。
asahi.com
大学にソーシャルワーカー/四国学院大 2009.06.08
大学にソーシャルワーカー/四国学院大
2009年06月07日
いじめや不登校などに対応するため、小中学校で配置が進むスクールソーシャルワーカー(SSW)を、大学でも置く動きが出ている。四国学院大(善通寺市文京町3丁目)では昨年3月から平日の昼間に常駐し、カウンセラーとは違った角度から学生らの悩みや問題の解決を支援する「キャンパス・ソーシャルワーク・サービス」をしている。悩みを抱える学生の対応に追われる教職員の負担軽減を図る狙いもある。(清野有希子)
常駐するのは、健康診断や健康相談などをする建物で、「キャンパス・ソーシャルワーカー」(CSW)と呼ばれる。CSWの詫間佳子さんは総合病院で約20年間精神保健福祉士として勤務し、高校ではSSWを務めた。
「じっくりと話を聞き、今日できることや学生の可能性を見つけていく。教育を受けられるベースを作るのが役割です」。詫間さんの元には学生自身が相談に来るほか、教員や親を介して問題が持ち込まれる場合もある。「大学に行けない」「コミュニケーションをうまくとれない」といった悩みを打ち明けられるという。大学にも「不登校」があるようだ。
詫間さんはメールや電話、面接や家庭訪問などで学生と連絡を取り、「どうしたいのか」をじっくりと聞く。夜間も専用の携帯電話に学生からのメールや電話が入ることもある。学生の状況はうつ状態など様々だが、「友だちはそこそこいて表面的にはうまくつきあえていても、何かしっくりこないという学生もいる」と話す。医師やカウンセラーにつなぐこともある。
CSWが常駐するまで、問題に対応してきた教職員の中には、心身のバランスを崩した人もいるという。漆原光徳副学長は「教職員が一学生に深くかかわるのは難しい」と話す。社会福祉学部の富島喜揮(のぶ・き)教授は「カウンセラーは個人の精神面を治療し、ソーシャルワーカー(SW)は周りの社会と学生をつないで調整する役目がある。両者は補強し合う関係で、相談できる選択肢がたくさんあることが重要だ」としている。
沖縄大では、07年度から学生生活支援室にSWが常駐する。カウンセラー、保健師らと毎月情報交換の会議を開く。職員が相談を受けていた06年度の利用は約100件だったが、SW常駐後の08年度は約600件に増えたという。国立大では06年度に大分大が導入している。
asahi.com
認知症の人と家族の会:介護保険「高福祉応分の負担」提言−−上京で総会 /京都 2009.06.08
認知症の人と家族の会:介護保険「高福祉応分の負担」提言−−上京で総会 /京都
認知症の人と介護する家族の全国組織「認知症の人と家族の会」(本部・上京区)の09年度総会が6日、同区であった。介護保険の提言の中で、福祉財源と国民負担のあり方について「納得できる制度が用意されれば、所得水準などに応じた負担をする」との趣旨の「高福祉応分の負担」の考え方を打ち出した。全国から当事者約250人が集まり、活発な意見が交わされた。
「高福祉応分の負担」は執行部が提案。会場からは「福祉は無料があるべき姿」「負担を宣言するより、国の無駄遣いを改めさせるのが先」「『高福祉』も『応分』も、抽象的で分からない」などの意見が出た。
高見国生代表は「納得して金を払おうと思える福祉施策を用意させることが前提」とした上で、「単純な応益負担では低所得者が福祉の網から漏れる。応分とは何か答えがある訳ではないが、財源と負担について議論を呼び起こしたい」と訴え、提言を含む09年度活動方針が大多数の賛成で承認された。
この他、4月からの要介護認定基準変更を「非常識、認知症への無理解」と厳しく批判し、「本人と家族の実態を踏まえた適正かつ公正な認定を強く求める」とのアピールも採択された。【藤田文亮】
毎日新聞 2009年6月7日 地方版
遺族「真実が知りたい」 入院患者の不審死 2009.06.08
遺族「真実が知りたい」 入院患者の不審死
2009.6.4 01:40
「なんで兄貴が死んだのか、私たちは真実が知りたい」。大阪府松原市に住む男性の妹(51)は、産経新聞の取材に切実な心境を語った。
男性は大学卒業後、大阪市内の証券会社に就職したが、人間関係に悩み約10カ月後に退職。その後も不眠や幻聴などを訴え続け、受診した精神科病院で「統合失調症」と診断され、入院するようになった。
「兄貴は本当に気が優しくて、たまに実家に帰ってくると、いつもうれしそうに私たちに話し掛けてくれました」。母親の死後、妹が男性の保護者となり、月に一度は見舞いに訪れ、身の回りの世話をしていたという。
ところが3月31日夜、病院から電話が突然かかってきた。「(男性が)危険な状態です」。夫と2人で病院に駆けつけると、変わり果てた男性の姿が目に飛び込んできた。額が割れ、異常なぐらい腫れ上がった腹部。何が起きたのか理解できず、出血部位を懸命に治療する医師らの行為に少し違和感も覚えた。
当直医は「壁で頭を強打したことが死亡原因ではないか」と説明したが、納得できず警察に司法解剖を依頼。翌日、捜査員から解剖結果を聞かされ、驚いたという。
あれから2カ月。予想外の死因と病院の不誠実な対応に今も釈然としないという。「もっと早く発見されていれば、医師の処置がもっと適切だったら、兄貴は助かったかもしれない。そう思うと無念でなりません」
産経ニュース
昨秋には腹部固定も 入院患者変死 2009.06.08
昨秋には腹部固定も 入院患者変死
大阪府大阪狭山市の医療法人恒昭会「青葉丘病院」で精神科の入院患者(54)が変死した問題で、石田栄吉院長が4日、記者会見し「遺族にはお悔やみ申し上げる。行政への報告が遅れたことは私の責任」と陳謝した。また病院が昨年11月、患者への治療に際し、約1週間ベッドに寝かして拘束帯で腹部を固定していたことも判明。石田院長は患者の身体拘束について「スタッフを信じている。今回は絶対にあり得ない」と説明した。
患者の死亡原因については「あくまで警察が判断したことなので、私たちも腸管破裂という結果をどうとらえていいのか分からない」と繰り返し、「正直(解剖結果に)混乱している」と困惑した表情だった。
再発防止策として、隔離病棟の全個室に設置しているカメラの映像を録画することも明らかにした。一方、大阪府は5月26日、死亡事故の報告を怠ったとして医療法や精神保健福祉法に基づき立ち入り調査を実施したが、不明な点もあり再度立ち入りする方針。病院の安全管理について報告を求めた上で、行政指導するかどうか判断するという。
患者は3月31日、個室内で死亡。病院側は頭から出血している状況などから遺族に対し「頭部を壁に強打したことが死亡の原因」などと説明したが、黒山署の司法解剖で死因は外傷性の腸管破裂と判明。黒山署が患者が死亡した経緯について事故と事件の両面で捜査している。
(2009年6月 4日 14:15 産経関西)
登別・三愛病院でナイトケア、夜間の支援体制充実 2009.05.26
■ 登別・三愛病院でナイトケア、夜間の支援体制充実
【2009年5月26日(火)朝刊】
登別市中登別町の特定・特別医療法人社団千寿会三愛病院(千葉泰二院長)は、6月1日から昼間だけだった精神科の「デイケア」に加え、「ナイトケア」「デイ・ナイトケア」を始める。日中だけでなく、間口を広げ夜間の支援体制を充実する。
同病院は平成13年、精神科デイケア「さあくる」(定員50人)を開設。月―金曜日の午前9時から午後3時まで、看護師や精神保健福祉士らスタッフ4人が、社会復帰、地域生活になじむための手助けをしてきた。
通院中の人が人との付き合いや社会への参加の仕方を学び、グループ活動や軽スポーツ、ゲーム、手芸、調理実習などを通して社会参加、社会復帰を目指しているが、昼間利用できない人もいるため、延長して夜間も対応することにした。
「ナイトケア」は時間が午後4時から同8時まで。食事の提供や入浴(温泉)施設の利用も可能となっている。「デイ・ナイトケア」では日中、夜間両方の利用ができる。デイ、ナイトケアは外来治療の一環なので各種保険、公費負担制度が使える。定員はナイトが20人、デイ・ナイトが30人。スタッフは4人から6人に増員する。
同病院では「夜間、どう過ごしていいか分からないと困っている人など、気軽に利用を」と呼び掛けている。問い合わせなどは電話83局2520番(直通)か同83局1111番(代表)へ。
(野崎己代治)
室蘭民報
「橋渡し」に尽力、SSWが2年目 位置付け定まらず予算など不安定 2009.05.26
「橋渡し」に尽力、SSWが2年目 位置付け定まらず予算など不安定
2009年5月26日
児童生徒を取り巻く問題にかかわり、学校や家庭、関係機関を橋渡しする「スクールソーシャルワーカー(SSW)」が昨夏、国の委託で県内に初導入された。2年目を迎え、現状や課題はどうなっているのか。約30件を担当してきた県教育委員会南信教育事務所(伊那市)の例などを基に、SSWの活動の一端をのぞいた。
「不登校の生徒と、その保護者と連絡が取りにくくなっている。家庭の様子がよく分からない」。昨年後半、管内の中学校から事務所に連絡があった。社会福祉士のSSW弓田香織さん(35)は、事務所の担当者や学校と協議を始めた。
生徒は1年近く不登校。学校やカウンセラーの働き掛けで何度か登校したが、長くは続かなかった。SSWだからといってすぐに会える保証はない。
弓田さんは生徒に手紙を書いた。「今はあなたの体にとって大事な時期。長く健康診断を受けていないことが心配です。手伝えることがあると思う」。そこに、こんな言葉を付け加えた。
「制服が心配ならそれも言ってほしい」。成長してサイズが合わず、恥ずかしいと感じるかもしれない。相手の立場で、何が必要かを想像した。
数日後、学校側と一緒に家庭を訪ねた。生徒は扉を開けてくれた。「今から一緒に保健室に行ってみない?」。その投げ掛けに「行ってみようかな」。今は毎日、学校に通っているという。
弓田さんは「本人も不安だったと思う。自然な形で学校に戻るきっかけがつくれたのでは」と振り返る。健康診断も「きっかけ」の一つ。何が必要かを探りながら、さまざまな人や社会の仕組みとつなげることが、SSWの仕事の根幹だ。
学校や家庭に限らず、場合によっては病院や児童相談所に取り次ぎ、生活保護の申請も助言する。働き掛けるのは子どもを取り巻く環境のすべて。そのために、専門の理論や技術が求められる。
「教職員だけではSSWの『外の風を入れる』視点は見つけ難い」と、元小学校長で事務所の巡回訪問指導員を務める保科勇さん(61)は言う。学校側は電話での助言だけでも気付くことは多いという。「学校との連携はますます重要になる」
だが一方で、SSWの位置付けは定まっていない。小児病棟での勤務経験がある弓田さん自身も「SSWとしては、まだ手探りの状態。研究会に積極的に出席している」と言うように、国内に専門家は少なく、養成は始まったばかりだ。
社会福祉士から選ぶ県のようなケース以外に、教員を採用する自治体もある。学校に常駐するのと、要請に応じて赴くのとでも動き方は変わってくる。現状では、SSWの肩書が必ずしも同一の基準や理論を示しているとは言えない。
予算や報酬面でも不安定な状態が続く。本年度は、国から県への補助金が3分の1の約1000万円に減額。昨年度は2000万円の国費を充てた須坂と飯田両市のSSW事業も、今年はすべて市費で賄っている。
ただ、須坂市教委は「方針は変えない」と計画通り、SSWを務める元教員らの配置を2人から4人に増加。飯田市教委も「数年間は続けないと効果は見えない」と、縮小しない考えだ。
(妹尾聡太)
【スクールソーシャルワーカー】 米国で発達し、日本では1980年代に今の枠組みができ始めた。スクールカウンセラーが心の面から支援するのに対し、本人に影響する環境全体に働き掛けて支援の輪を築く。資格はないが、多くは社会福祉士や精神保健福祉士、元教員らが務める。県は昨年、4教育事務所に1人ずつ、両福祉士から配置した。
中日新聞
マウス実験で心の病解明を狙う 生理研・宮川教授が講演 2009.05.24
マウス実験で心の病解明を狙う 生理研・宮川教授が講演
2009年5月24日
遊園地のような装置を使ったマウスの実験を子どもたちに紹介する宮川教授=岡崎市の岡崎げんき館で
自然科学研究機構生理学研究所(岡崎市)で、遊園地のような装置にマウスを放つユニークな実験で行動と心の研究を手掛ける宮川剛教授(38)=心理学=の講演が23日、岡崎市若宮町の岡崎げんき館であった。
生理研の市民講座の一環で、子どもからお年寄りまで約100人が参加した。宮川教授は「マウスの遊園地から脳の不思議を探ってみよう」と題して講演。迷路やホラーハウス、回転棒のような装置で、さまざまな遺伝子の異常を持ったマウスを遊ばせる実験をビデオや模型で紹介した。
マウスの記憶や恐怖、不安、忍耐力などの心理を示す行動と関係する特定の遺伝子を見つけることによって、統合失調症や認知症など人間の心の病の解明を目指す研究の狙いも強調。「遺伝子の多くが心にかかわっていることが分かってきた」と胸を張った。
井田小学校4年の水谷ゆうさん(9つ)は「ネズミに心があるなんて不思議。人間の心のことを知れるなんて面白い」と目を輝かせた。講演に続いて、岡崎高校スーパーサイエンス部の目や耳の錯覚をテーマにした実験ショーもあった。
(相坂穣)
中日新聞


