社会福祉士会 ホームレスの支援、実施は14支部のみ 道支部「前向きに検討」

社会福祉士会 ホームレスの支援、実施は14支部のみ 道支部「前向きに検討」(03/17 09:25)
 日本社会福祉士会(東京)は十六日までに、全四十七都道府県支部のホームレス支援の取り組み状況をまとめ、公表した。既に支援活動をしているのは東京、大阪など十四支部で、北海道など三支部は「今後、予定している」と回答。残る三十支部は「当面、考えていない」とした。同会は全支部に支援の拡大、強化を要請した。

 同会は、景気低迷を背景に派遣社員が雇用契約を更新できずにホームレスになるケースなどが目立つことから、調査票を送り、全支部から回答を得た。

 既に取り組んでいる十四支部のうち、東京、神奈川、愛知など八支部は行政からホームレス支援事業を受託し、巡回や相談、住宅への入居支援などを手掛けている。

 支部独自の事業として、青森、岡山、熊本など九支部は入浴や炊き出しを行う支援団体への協力などを実施していた。埼玉、大阪、福岡の三支部はいずれも行っていた。

 道支部は「今はまだ具体的に公表できる段階ではないが、支援策を前向きに検討している」と話した。

 同会は、全支部に「ホームレスを、路上生活者と狭く解釈せずに、住宅への入居や就労の不安定な人と広くとらえて、支援窓口を設置してほしい」と要請。ホームレスに追い込まれないよう、未然に防止する対策も強化していく考えだ。

 社会福祉士は心身に障害を抱えたり、日常生活を十分に営めなかったりする人の福祉に関する助言や、福祉サービスを提供している。四、五年前から、ホームレス支援も本格化させた。

北海道新聞
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