精神病棟、本年度廃止へ 広島・安芸太田病院 '09/4/1

精神病棟、本年度廃止へ 広島・安芸太田病院 '09/4/1
 ▽医師確保、めど立たず

 広島県安芸太田町は三十一日、町安芸太田病院(下殿河内)の精神病棟を一時閉鎖した。医師の確保が困難となったため。今後も確保のめどは立っておらず、町は二〇〇九年度中に正式に廃止する方針を固めた。

 同病院によると、約四十人いた入院患者は同日までに、同病院の別病棟や広島市内などの病院に移った。

 精神病棟は、認知症病棟とともに同病院精神科病棟(九十四床)内に設置されていた。精神科病棟は、広島大病院(広島市南区)の医局から派遣された医師三人で担当していたが、昨年十月に一人が退職。代わりの派遣が無く、新たな確保も難しかったため、町は十一月に精神病棟の一時閉鎖を決めた。

 町は医師を確保できれば再開する方針だったが、小坂真治町長は「見通しが立たず、廃止もやむを得ない」と強調。「今後は病棟施設の有効活用を検討したい」としている。現在、閉鎖した精神病棟を活用し、小規模老人保健施設などの開設を検討している。(胡子洋)

中国新聞

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