介護福祉士目指し一歩 求職者43人雇用対策で帯広高技専に入学

介護福祉士目指し一歩 求職者43人雇用対策で帯広高技専に入学(04/08 13:52)

 雇用情勢の急激な悪化に直面した求職者を人手不足の介護分野に振り向けようと国が始めた事業が七日、道立帯広高等技術専門学院でスタートし、十勝管内の四十三人が同学院に新設された介護福祉士養成科に入学した。

 訓練生は男性二十人と女性二十三人で、このうち二十九人が雇用保険を受給している。年齢は十九歳から五十五歳で平均は三十四歳。高卒で自衛隊に入ったが短期間で辞め昨年五月から求職中の若者や、郵便局の契約社員の契約期間が三月に切れた人、昨年秋に勤務先を解雇された人などで、介護福祉士の資格取得を目指す。

 新しい養成科は、国の新事業を同学院が管内で唯一受託し、三カ年の期限付きで開設する。二年制で、教科書代などの実費を除き入学料と授業料を国が負担し、最大で月十二万円まで貸し付けられる生活費も、修了後半年以内に就職できた場合は返済が免除される。

 入学式では音更町の川村絵里華さん(22)が訓練生を代表し「(就職の)目標達成に向け努力を惜しみません」とあいさつ。

 帯広市の表正美さん(38)は式を終え「介護職に就くため前の仕事を辞めました。入学できてうれしい半面、二年後に就職できるか不安もあります」と話した。

 実際の研修は、帯広コア専門学校と帯広大谷短大の両介護福祉士養成コースに分かれて行う。(鹿内朗代)

北海道新聞

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