夜間・休日 南部に統合 京都府の精神科救急窓口

夜間・休日 南部に統合
京都府の精神科救急窓口

 京都府は本年度から、精神科救急の手薄な夜間と休日の相談窓口となる北部(舞鶴市)と南部(京都市)の「精神科救急情報センター」を南部に一本化した。北部は専従の医療スタッフが確保できず、相談件数も南部の2割と少ないため、統廃合を決めた。

 ■情報センター、本年度から

 情報センターは、精神科救急の要として、国が1995年に制度化した。夜間と休日に患者や家族から電話を受け、相談員が病状や緊急性を見極めて入院先を紹介したり、警察や保健所に連絡する。

 京丹波町以南を受け持つ南部は京都精神保健福祉協会(京都市上京区)が2002年度から、北部は国立病院機構舞鶴医療センター(舞鶴市)が06年度から、それぞれ府の委託を受けて運営している。

 しかし、医療センターによると、相談員の精神保健福祉士を募集しても、まったく集まらず、医師や看護師が午後10時まで相談を受け持つ状況が続いていた。南部は約20人の相談員がいる。また、07年度の相談件数は南部の2850件に対し、北部は550件だった。

 このため、府は昨年末に南部への統廃合を舞鶴医療センターに打診した。福祉協会も了解し、今年3月に統廃合が決まった。

 府は、南部の相談員がスムーズに北部の業務を引き継げるように、精神科救急の基幹病院でもある舞鶴医療センターの医師、看護師たちと意見や情報の交換会を5月に開く。

 府障害者支援課は「統廃合で救急医療の態勢が崩れる訳ではない。北部の人は電話代がかさむが、対応時間は増える」としている。

 統廃合した「府精神科救急情報センター」はTEL075(323)5280。

京都新聞

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