発達障害 親子の心の問題に対応、九大病院に診療部

発達障害 親子の心の問題に対応、九大病院に診療部

 九州大病院(福岡市東区)は7日、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など発達障害の子どもや出産後にうつ病となった母親らの診療を行う「子どものこころの診療部」を1日付で開設したと発表した。精神科医、小児科医、臨床心理士らが連携して親子の心の問題に対応する九州・山口で初の取り組みという。

 同病院では2005年7月、精神科神経科に「子どものこころと発達外来」を開設し、発達障害児らの診療にあたってきた。しかし、子どものメンタルヘルス(心の健康)には、親子関係やいじめなど様々な問題が絡み合っていることが多く、医学、心理学、教育など幅広い分野の連携が必要と判断。同科から切り離し、独立した診療部として設置することにした。

 スタッフは精神科医2人と臨床心理士3人の計5人。子どもだけでなく、心の問題を抱える妊産婦の診療にもあたり、必要に応じて小児科医が加わったり、児童相談所や市こども虐待防止医療ネットワークなどと連携を取ったりする。

 同病院は「これまで子どもの心の問題は、どこに相談したらいいのか迷う親も多かった。窓口を一元化することで、無駄なく包括的な医療を受けられる体制になった」としている。

 診療は完全予約制。問い合わせは同診療部の専用電話(092・642・5642)へ。

(2009年5月8日 読売新聞)
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