保護者の苦情対応、弁護士や医師ら協力…兵庫・姫路市教委 1学期で12回助言

保護者の苦情対応、弁護士や医師ら協力…兵庫・姫路市教委
1学期で12回助言

 兵庫県姫路市が学校に寄せられる保護者からの苦情や要求について対応する「学校サポート・スクラムチーム」に、今年度から法律や医療、心理学の専門家3人が加わった。1学期はそれぞれで計12回の助言を行い、各校で好評を得ているという。

 全国の小中学校では、学校長や教師に不当な要求を突きつける「モンスターペアレント」と呼ばれる保護者が問題化。そのため、市教委は今年度から、弁護士や医師、臨床心理士の協力を受け、各小中学校の要請に応じた保護者との関係改善や、生徒指導の助言に役立てている。

 08年度に市教委に寄せられた相談件数は978件。約3割の283件は保護者などから学校への苦情や要求で、今年も4~7月の4か月間で152件に上る。 市教委によると、弁護士の助言があった学校からは「法的な裏付けを得て保護者のクレームを円滑に解決できた」、臨床心理士に相談した学校は「心のケアに組織的に取り組めた」との声が寄せられているという。

 市教委学校指導課は「トラブル処理をスムーズに行うことができれば、教師に本来の業務に専念してもらえる。予算がつけば来年度も続けたい」としている。

2009年9月23日 読売新聞

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