精神保健指定医の高齢化と地域偏在を指摘―日精協

精神保健指定医の高齢化と地域偏在を指摘―日精協

 精神保健指定医のうち60歳以上が占める割合は23.2%で、全診療科で見た場合の19.5%よりも高かったことが、日本精神科病院協会(日精協、鮫島健会長)の調べで分かった。日精協の山崎学副会長は9月25日に開かれた日精協の定期代議員会で調査結果を報告し、「精神保健指定医の高齢化と地域偏在がある程度実証された」と述べた。

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 調査は精神科病院に勤める医師の数や年齢などを把握するため、今年4月に実施。日精協の会員病院1214施設を対象にアンケートを送付し、1113病院から回答を得た(回答率91.6%)。

 それによると、精神科医のうち60歳以上が占める割合は19.5%で、厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師調査」で明らかになった全診療科の場合と同じ割合だったが、精神科医のうち精神保健指定医に限定すると23.2%になった。 
 これを地域別に見ると、北信越が最も高く34.7%。以下は東北31.5%、北海道29.1%、九州26.3%、東海25.1%、中・四国24.3%、関東23.5%、近畿18.1%の順だった。

 また、精神科病床100床当たりの精神科医の数は全国平均で2.79人だった。地域別では、関東(3.11)、東海(2.97)、北信越(2.82)で全国平均を上回る一方、東北(2.52)、中・四国(2.57)、九州(2.62)、北海道(2.67)、近畿(2.77)では下回った。

キャリアブレイン

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