【MSWへの相談から】(上)Q:手術代が払えない

【MSWへの相談から】(上)Q:手術代が払えない
2009.10.23 07:40

 医療ソーシャルワーカー(MSW)のいる病院が増えてきた。医療、介護、福祉に明るく、転院先や医療費など患者の相談に乗ってくれる。
 MSWらが組織する「東京都医療社会事業協会」は今秋、専門知識を生かし、電話相談「医療と福祉110番」を行った。同協会の武山ゆかり会長に多くの相談事例から、参考になるアドバイスをもらった。今日は医療費が払えないケース。
 【相談者は60代男性。病院で「手術が必要」と言われたが、入院費が20万~30万円かかるらしい。仕事はなく、年金は月額11万円程度。国民健康保険料は滞納している。手術は受けられないのか】
 まずは、20万~30万円の医療費の内訳を確認し、病院にMSWがいれば、相談にのってもらう。
 次に、国民健康保険料を納める方法はあるか。国保には自治体ごとに所得に応じて保険料を減額する制度があるほか、失業や倒産などで減額が認められるケースもある。
 健康保険で診療を受ければ、月の自己負担が一定額を超えれば、超過額が還付される「高額療養費制度」がある。入院なら窓口での支払い時に限度額を払えば済む制度もあるので活用したい。
 また、低所得者、ホームレスなどの生計困難者に無料や低額で診療を行う「無料低額診療事業」を行う病院もある。平成18年度に全国263医療機関で延べ4450万人が対象になった。自治体で事業を行う医療機関を聞いてみる方法もありそうだ。

産経ニュース

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