障がい者に「生き場」を 精神保健大会 門屋さんが講演

障がい者に「生き場」を 精神保健大会 門屋さんが講演
社会
2010年6月5日 09時39分
(27時間27分前に更新)
 日本精神保健福祉士協会全国大会・日本精神保健福祉学会が4日、宜野湾市のコンベンションセンターで開幕した。NPO法人十勝障がい者支援センター理事長の門屋充郎さんが「今、われわれ精神保健福祉士に求められるもの」と題して基調講演。精神病患者の「脱施設化」を強調し、地域で生活支援システムをつくる必要性を訴えた。

 門屋さんは「社会的入院は人権侵害。精神科の病院は生活の場ではない」と指摘。その上で、精神保健福祉士に求められる役割を「障がい者専門の生活資源が必要なのではなく、私たちが普段生活している生活資源を提供し、『生き場』をつくることが必要」と訴えた。

 また、十勝の精神科病床数が1996年ごろから減少傾向をたどった背景を紹介。「地域のケアが充実すると入院施設は少なくなる」と説明し、「施設福祉の時代は終わった。精神病患者の声に耳を傾け、生活実態を明らかにすることが必要だ」と呼び掛けた。

 5日は分科会などが開かれる。

沖縄タイムス

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