救命救急PSW連携・即応が効果 自殺防止へ実態分析を

救命救急PSW連携・即応が効果 自殺防止へ実態分析を
2010.9.10 13:02
 4月から院内の高度救命救急センターに精神保健福祉士(PSW)を配置している関西医科大付属滝井病院では、同時に精神科医やPSWらでつくる自殺予防チームを立ち上げるなど、自殺対策に精力的に取り組んでいる。
 PSWの山田妃沙子さんによると職種柄、精神科医との連携は日常的にあるが、身体的治療を行う救命救急の現場とのかかわりはこれまでほとんどなかったという。
 通常は救命救急センターでの緊急措置を終えれば、患者は一般病棟へ移るか、他の病院へ転院する。しかし、搬送されてきた自殺未遂者への聞き取りや退院後の支援を考えれば「救命救急センターで対応できる態勢を整えるのが効果的」と、山田さんは今回の試みの意義を強調する。
 同病院の場合、自殺対策などの一環として精神科医を救命救急センターに派遣する先駆的な制度を10年前から続けていることもあり、山田さんと救命救急医らとの連携も比較的スムーズに進んでいるという。
 「調査を通して生活苦や人間関係など自殺の動機、原因の傾向が見えてくれば、それを取り除くためにどうすればいいのかという支援策も打ち出しやすい」と山田さんは話している。

産経ニュース

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