組員の生活保護費申請5人

 昨年6月に全国に先駆けて始まった暴力団組員に生活保護費を支給しない広島県内の取り組みに対し、制度開始後も少なくとも5人の組員が支給申請をしていたことが21日、県や県警の調べで分かった。病気治療中の1件を除く4件を却下もしくは辞退させていた。昨年6月から今年5月末までに県内の福祉事務所などから66件の照会があり、広島市内の3件、江田島市の1件、尾道市の1件が組員と判明したという。

中国新聞 6月22日


 福祉事務所にベンツで乗り付ける輩もいると聞いたことがあります。方や必要な保護を受けられずに飢え死にする方もあります。

 適性な生活保護制度の運用のためには,行政側の担当者の資質向上のために策を講じる必要があるように思います。それにはまず,所謂「三科目主事」の条件さえ満たしてれば,取りあえず生活保護CWになることは可能ってのを時代に即した形で見直さないといけないんじゃないでしょうかね。

 素人考えで行くと社会福祉士を活用するってのが良いような気もしますが,さすがにその辺はワタクシが指摘するまでもなく既に社会福祉士会が指摘されています。

 日々の業務の中で「もっと精神科領域に強いCWさんがいてくれれば…」と思うことも少なくないので,移行することが望ましい資格に精神保健福祉士も加われば良いと思うんですが,精神保健福祉士協会からはこのような要望は出ていないようです。まぁ「精神科に特化した生活保護CW」と言うのは明らかにニッチな感じはするので,要望が出るということはなさそうな気がします。

 社会福祉士会は成年後見の領域や高齢者福祉の領域に少しずつ進出しつつありますが,医療機関で働く精神保健福祉士が少なくない状況,なおかつその業務の多くが診療報酬に乗っかっていないと言う現状からして,精神保健福祉士協会としてもっと点数化に向けた動きを強めていって欲しいなと思います。

 2008年度診療報酬改定への要望が協会から出されていますが,さてさてどうなることやら。

 生活保護の不正受給問題から精神保健福祉士の業務の診療報酬算定に取り止めもなく話が脱線してしまいました。診療報酬に言及したついでに,近いうちに「PSW業務で点数の取れるモノ早見表」でも作ってみようかなぁ…。
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