私家版精神科用語・略語集 004 「Dx.」「Tx.」「Rx.」

Dx.(しんだん)名詞(サ変)

意味:診断
語源:diagnosis(英)
用例:Dx. Sc.
意味:診断名 統合失調症

Tx.(ちりょう)名詞(サ変)

意味:治療
語源:therapy(英)
用例:H18よりP科Tx.歴あり
意味:平成18年より精神科治療歴あり

Rx.(しょほうやく)名詞(サ変)

意味:処方薬
語源:recepi(英)
用例:Rx. ルボックス 25mg 1T×MA
意味:処方薬 ルボックス 25mg錠 朝夕1錠ずつ


今回は似たような見た目の略語を3種。これらの表記は,ひとえに手間を省く為に用いられるようです。ワタクシ自身もよく遣います。

いずれも「指し示す語の頭文字」+「x.」という成り立ちになっています。そもそもはラテン語が起源で,Dx.は「Dではじまる何か」という意味だそうです。Rx.に限っては,Rp.と表記されることもあります。

…とここで語源のトコは正しくは「ラテン語」になるハズだということに気付いたんですが,そんなこと言ってたら全ての語源はラテン語になってしまうので,このままで行くことにします。

電話で初診予約を取る場合など,

「●●病院にて平成18年より統合失調症の診断のもとで治療歴あり。処方薬はジプレキサ」

と書くよりも,

「Tx. H18~ ●●Hsp. Dx. Sc. Rx. OLZ」

とするとササっと書けてアラ便利。

ここで重要なのは,ラクをするためだけに略語を使うのではなく,より大切な情報に最大限の注意を払うために,省ける無駄は省くために遣うというスタンスじゃないでしょうか。今回取り上げた語に限らず,全ての略語を遣う際の注意点として心に留めておきたいものです(含自戒)。
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